Our Team

robobakkonは、各製品/サービス分野の市場や技術に精通した経験豊富なマーケターをMARKETERS PRODUCTIONとしてネットワーク化し、既存商品の革新、新製品開発、事業開発等を強力にサポートします。
メンバのプロフィール、マーケティングにおける着眼点と思考回路(QA形式)並びに執筆コラムは以下の通りです。
 
繁 浩太郎
shige
プロダクトマーケティングコンサルタント
  • 本田技術研究所にて、ステップワゴンからN-Boxまで、数多くの車の企画、開発、ブランド戦略に従事、CR-Zの商品統括責任者も担当
  • 趣味はギター演奏、バンド活動

第4回 軽自動車マーケットの行方-自動車会社にできるか? 本質マーケティング!
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m04.pdf
第13回 自動車のフロントグリルに映る日本的マーケティング(前編)
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m13.pdf
第14回 自動車のフロントグリルに映る日本的マーケティング(後編)
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m14.pdf
2015年5月、技術評論社より「自動車 解剖マニュアル」を上梓
Amazonの「自動車 解剖マニュアル」紹介ページはこちらをご覧ください。
第27回「軽自動車の恩典が 自動車市場を壊す(前編)」
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m27.pdf
第28回「軽自動車の恩典が 自動車市場を壊す(後編)」
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m28.pdf

●着眼点と思考回路
最近、気に入った商品は何ですか?
  • 私の生活の中で、一通りのモノは既に揃っており、買うのは代替えか趣味の品になります。
    そんな中で、改良型の新しい商品が出ても魅力度が小さいというのが正直なところ。
    ルンバは面白いとは思うが、狭い我が家では床面積も小さくなり、今の小さい掃除機の方が良さげです。モノ以外の商品もだいたい同じ感じかな??? 全く新しいカテゴリーの商品も勿論ありますが、私には、飛びつく程、魅力的に映りません。そんな仙人のような私でも、気に入って、魅力的で、皆さんに是非お勧めしたくなる商品があります。
    それはハーゲンダッツ、しかも「特別仕様のハーゲンダッツ」。今更、と思われるかもしれませんが、侮ってはいけません。考えてみてください。何とかパティシエの作った、スイーツよりうんとお安く、食べた後の満足はうんと大きく、勿論美味しく、ルックスも「うわ?」と喜べる。食べた後の洗い物もでない。ケーキはモンブランとかショートとか自分で選び限りがあって正直飽きますが、ハーゲンダッツの特別仕様は、次々と予想もしないモノが出てくるので、私を驚かせ、喜ばせてくれます。まじ、皆様にも、お勧めです。
商品のどういう点に惹かれますか?
  • ハーゲンダッツは、食品として安全安心で、美味しいという基本の上に、「季節限定」や先ほどの「バナナキャラメルクッキー」のような「特別仕様」を創造し矢継ぎ早に発売されます。勿論、味も特別仕様で良いのですが、それ以上に「こんなのでたよ?」って"話題性"として、今希薄になってきている人間関係のコミュニケーションツールとしても使え、顧客を飽きさせないのです。これは言うのは簡単ですが、中々出来ません。私も、モノ造りをしていたのでわかりますが、「改良程度で顧客の話題になる」のは難しいことです。
    難しいことをやりとげた商品は、スゴクて惹かれるものがあります。
あなたが、商品開発で最も重視することは何ですか?
  • その商品が、キャッチと納得を持っていることです。つまり、キャッチはつい立ち止まってでも見たくなるパッとした魅力です。掃き溜めに鶴という感じかな? しかし、それだけで購入してもらうとスグ飽きられるし、次につづきません。
    男からみると、美人なだけの奥さんは飽きるというやつです。買って使って納得してもらえる商品でないといけないと思っています。しかし、これは実は相反する難しい事です。美人の奥さんか、不細工だけど気立てのいい奥さんか? この二律背反は太古の昔からでしょうね。私事ですが、最初、後者をとったのですが意外と失敗しました。再婚は、前者をとったつもりで、今のところ成功しています。
    つまり、二律背反をある程度解決した商品は、顧客に喜ばれるのですが、解決していなくても喜ばれるときもあるのです。 二律背反は難しく面白いのです。
あなたは、どんな時にインスピレーションが湧きますか?
  • 歩いていたり、狭いトイレだったり、広い部屋だったり、公園だったり、・・・Any where any time・・
こっそり教えたいマーケティングノウハウは何ですか?
  • 現場100回です。
マーケターに必要な資質は何ですか?
  • 好奇心の結果の観察力。
    世の中や人を面白いと思える人。
あなたが仕事で強くこだわっていることは何ですか?
  • 24時間働く。四六時中忘れない。
    仕事をやろうと思うと、寝ている時に夢でみるくらいでないとダメだということです。
マーケティングと商品はどちらが先だと思いますか?
  • 商品を作る場合に、その商品カテゴリーが初めての場合は、マーケティングです。
    何回も経験したことのある商品企画なら、マーケティングの事はだいたい理解しているので、商品です。
    ついでに書いておくと、マーケティングをいくら深めても新しい商品は創造できないものだと思います。
 
中西 澄子
shige
(ヘルスケアマネージメントアドバイザー)
  • ロート製薬株式会社 元オールウェル計画推進室室長
  • 出身:奈良県
  • ロート製薬のオールウェル計画推進室室長として"社員が自発的に健康活動に取り組む風土づくり"をモットーに社員向け食・リラクゼーション等のヘルスケアサービスを展開。現在、予防医学の観点を踏まえた新しい女性向けヘルスケアサービス事業を準備中。

第38回 社員のメンタルヘルスを革新したインナーマーケティングの取組み事例
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m38.pdf

 
池田 秀敏
ikeda
  • 営業系システムの開発技術経験を基に、中小企業の業務プロセスやコツ・工夫を図解で可視化して共有・伝承する仕組み作りを考案
  • 図解による業務改善セミナー、ワークショップ、講演、コンサルティング等を展開

第7回 今の仕事を見直す4つのチェックポイント
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m07.pdf
第15回 問題の本質を探っていく『なぜ?』5つの視点
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m15.pdf
第16回 ビジネスの差別化要因が「知的資産」に変わった
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m16.pdf
第36回 お客様との「接触の場面」を設計する
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m36.pdf
第37回 会社の『強み』を明確にせよ!
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m37.pdf
「現場の「学び」を『強み』に積上げよ!」
https://robobakkon.jp/marketersproduction/pdf/Ikeda_171025.pdf

●着眼点と思考回路
最近、気に入った(魅力的な、人に薦めたい)商品は何ですか?
  • JR東日本の新幹線の車掌さんです!
商品のどういう点に惹かれますか?
  • 実は先日、新幹線にのったときに切符を無くしてしました。新幹線に乗ったときに、いつも入れている胸ポケットにありません。焦りました。車掌さんに話すととても親切に対応してくれ、なんと乗車駅に落ちていたそうです。
    片手に切符、おにぎり、雑誌をもっていたので注意が及ばなかったのだと思います。車掌さんの笑顔で親身な対応に感動しました。
あなたが、商品開発で最も重視することは何ですか?
  • 使用場面を具体的にイメージして、「誰に、どんな価値を提供するのか」を、具体的に明確にすることです。
あなたは、どんな時にインスピレーションが湧きますか?
  • ぶらぶら歩いている時、人を待って手持ち無沙汰な時、電車に乗っている時、車を運転している時でしょうか? 頭に必要な情報を詰め込みなんとなく考えていて、それが何かのタイミングで「あ!」と閃きます。
こっそり教えたいマーケティングノウハウは何ですか?
  • 図解は、全体理解を高める効果から様々な資料に利用されていますが、図の意味合いを理解していないと、うまく作成できません。実は図解の要素は「3つの型」の「9つの基本形」から成っており、表現するエッセンスを洗い出し、各モジュールを組み合わせることで、どんな複雑な内容も図解することができます!
マーケターに必要な資質は何ですか?
  • 当てずっぽうで成果を求めず、全体を俯瞰して可能性を探っていくアプローチでしょうか。
あなたが仕事で強くこだわっていることは何ですか?
  • 何のために、それが必要なのか考えることです。そのためにしっかりした取材力で、目的、目標を具体的な言葉で表現します。
マーケティングと商品はどちらが先だと思いますか?
  • 両方を同時に考えて進めていくことが必要であり、どちらが先でもありません。
 
山﨑 洋子
yamazaki
  • マーケティングリサーチコンサルタント
    雪印メグミルクにて市場調査・商品開発に従事
  • 定性情報を主体としたマーケティングリサーチ&コンサルテーションプロジェクトに参画

第10回「半径3m以内のリアリティ」-明日の可能性につながるコトは私たちの身の周りで起きている-
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m10.pdf
第23回「プロジェクトにおける目的問題-本当は何をしたかったのか?」
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m23.pdf
第29回 体験を売る力とは -体験者としてのプロフェッショナルであること-
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m29.pdf

●着眼点と思考回路
最近、気に入った(魅力的な、人に薦めたい)商品は何ですか?
  • キリンビバレッジ「世界のKitchenから」です。恐らく、あらゆる飲料メーカーで・何十年と、同じような切り口で俎上に上がっては消え・・・になっているタイプのコンセプト・アイディアだと思います。それをカタチにし、やりきっていらっしゃること。この千三つカテゴリーの中でしっかり生き残っていること。相当の取材と作りこみをしているのではないかと想像します。開発に関わるチームの皆さんの強い意思と、何より愛情を感じます。感服します。周囲でも季節毎に出るアイテムを心待ちにしているファンが多いです。
    ※「世界のKitchenから」の趣旨:世界の家庭を訪れ、おいしい知恵やワザを学んでいます。そこでひらめいたアイディアを、自分たちのキッチンに持ち帰り、新しいおいしさをつくります。
商品のどういう点に惹かれますか?
  • ・そうだよ、確かに!なぜにいままでなかったのか!と膝をうつもの
    ・自分の生活が少し変わりそうな予感がするもの
    ・自分にメッセージを送ってくる気がするカワイイもの(笑)
あなたが、商品開発で最も重視することは何ですか?
  • それが例えたった1人でも「自分のために作ってくれた」と思わせられるかどうか。「市場はいつも、とても個人的なところから生まれる」というかつての上司の教えが心にあります。
あなたは、どんな時にインスピレーションが湧きますか?
  • 自分と違うパターンの生活をしている人たちとの飲みの席。インスピの宝庫ですが、酔いが回るほどにメモを忘れます・・・
こっそり教えたいマーケティングノウハウは何ですか?
  • 「調査」ではなく、相手の「エピソード」を引き出すような問いかけからヒントは生まれると思っています。
マーケターに必要な資質は何ですか?
  • 好奇心。経験を積む毎にいろんなことがうまくなったり、自分なりのスタイルが出来ていくものですが、そこが破壊されるような出会いや発見を、おののきながらも楽しめるかどうか・・・。ドM?
あなたが仕事で強くこだわっていることは何ですか?
  • 社内ディスカッション。とことん話し合うこと。どんなに切羽詰まっていても「急がば回れ」と思っています。
マーケティングと商品はどちらが先だと思いますか?
  • マーケティング。モノから商品になる、ということだと思います。
 
喜多 左知子
kita
  • 定性リサーチ及びマーケティングアナリストとして自動車メーカーを始め、多くの企業のマーケティング企画、調査案件に従事

第9回「ちょっとへんだよ、対象者選び」いま、調査の現場で起こっていること
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m09.pdf
第21回 新たな進化を見せる 若者世代
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m21.pdf

●着眼点と思考回路
最近、気に入った(魅力的な、人に薦めたい)商品は何ですか?
  • 沢山あります。食べ物関係では、一人と鍋という、なかなかできないシーンをたかだが200円台で手に入る「鍋キューブ」と手軽に本格的な味、豆腐と玉子というありふれた食材が生きる「スンドゥブの素」です。
    メディア関連では、「シンゴジラ」がゴジラという架空の存在を使って日本の組織のリアルな表現が面白く、また「君の名は。」は、アニメなのに本当の場所、見慣れているはずの風景が写真ではえられないリアルさ(?)と美しさで表現されている点が新鮮で、内容的には、一つの事がらをじっくり掘り下げるというよりは、ザッピングするようにおいしいとこ取り表現していて、ネットでの情報収集をする若者世代に伝わりやすい表現だと思いました。
    そして最後に「ポケモンGO」、これは集める楽しさ、行慣れた近所でもポケモンと会える楽しさ。歩いたりすることで、ゲーム漬けの後ろめたさもクリアしてくれていて新しいし、楽しいです。
商品のどういう点に惹かれますか?
  • 私の場合、以下の3点がポイントです。
    ・自分の気持ちが楽しくなるもの。
    ・知る人ぞ知るものを使って(持って)ニヤリとできるもの。
    ・これは、今の時代や日本の気持ちを表しているんじゃない?!と感じさせるもの。
あなたが、商品開発で最も重視することは何ですか?
  • 「これは、今の時代や日本の気持ちを表しているんじゃない?!」ということの背景をしっかり押さえることです。
あなたは、どんな時にインスピレーションが湧きますか?
  • 友人や知り合いなどと様々な話しをしている時。一見関係ない話題でも、気になっていることと関連付けられた時でしょうか。
こっそり教えたいマーケティングノウハウは何ですか?
  • そんな大層なものは持っていません。基本に始まり基本に終わります!?
マーケターに必要な資質は何ですか?
  • 一つ目は、他者、(様々な世代の人)への興味、関心をいつも持っていること、二つ目は、街かどや通り、電車の中など、様々な場所を観察したり、様子を見たり、ネットニュースや新聞を読む、本などを読むなど、アンテナを張ることだと思います。
あなたが仕事で強くこだわっていることは何ですか?
  • 期日を守る。アウトプットの質・・などの当たり前をきちんとこなしつつ、プラスアルファの価値を出すことです。
マーケティングと商品はどちらが先だと思いますか?
  • 鶏と卵?の関係の様に悩ましいですが、マーケティングというか、市場のニーズが先だと思います。
 
日置 孝子
hioki
マーケティングコンサルタント
  • 定性リサーチ及びマーケティングコンサルタントとして100余社の市場調査、商品・事業開発に従事
  • IT企業、製薬企業の新規事業立ち上げプランナー
  • 日本マーケティング学会会員

第5回 マーケティングの根本課題である顧客ニーズを知る調査とは?
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m05.pdf
第18回 女性の商品開発ブーム、女性の感性が本当に成功を呼び寄せるのか?(Part1)
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m18.pdf
第19回 女性の商品開発ブーム、女性の感性が本当に成功を呼び寄せるのか?(Part2)
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m19.pdf

●着眼点と思考回路
最近、気に入った(魅力的な、人に薦めたい)商品は何ですか?
  • シュウウエムラのクレンジングオイルです。
商品のどういう点に惹かれますか?
  • オイルクレンジングは、海面活性で汚れが良く落ちるけれど、その分肌に負担が大きいと言われています。シュウウエムラは、「汚れ落ち感」を感じさせつつも「皮脂の落ち過ぎによる肌のツッパリ感」を感じさせず「うるおいキープ感」が保たれる感触が、他社より絶妙で抜きん出ています。
あなたが、商品開発で最も重視することは何ですか?
  • まずは、感情のシズル感です。場を、まず自身がリアルに頭の中で浮かべ、効果、結果を考えることです。そして、市場機会を発見するときの観察時、コンセプト開発のペルソナ、使用者等々、その人にわが身を置き換えることが重要です。
あなたは、どんな時にインスピレーションが湧きますか?
  • 何か怒りを感じた後に、スイッチが入ります。怒りはパワーであり、それが右脳を刺激して発想に繋がるからではないでしょうか?また、この怒りを乗り越えて前進したいという自己実現欲求が発想に繋がっているのかもしれません。
こっそり教えたいマーケティングノウハウは何ですか?
  • 好き嫌いを捨てて、まずは観察、分析にとどまらず、必ず頭の中で絵を描いてみることです。
マーケターに必要な資質は何ですか?
  • 明るい性格、リスクを取りに行く向こう見ずさでしょうか。
あなたが仕事で強くこだわっていることは何ですか?
  • 「もし!」と、妄想しまくります。妄想属レディースです。
マーケティングと商品はどちらが先だと思いますか?
  • マーケティング。まずは人ありき。
 
池山 悦朗
池山
  • エンピツ・グラフィックス 代表
    http://enpitsu-graphics.com/
    (株)本田技術 研究所、ゼロワンデザイン(株)、日産自動車(株)にて、30余年に渡り、先行開発、デザイン企画・調査・戦略・広報など様々な分野のデザインに従事
      <受賞歴>
    ・グッドデザイン賞 2007/2013
    ・JCD 2007デザインアワード銀賞
    ・朝日新聞 2014創作時事用語コンテスト審査員特別賞「みうらじゅん賞」

第30回「そのデザインはストーリーを語っていますか?」-1枚の名刺が伝えるコミュニケーションデザインのお話
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m30.pdf

●着眼点と思考回路
最近、気に入った(魅力的な、人に薦めたい)商品は何ですか?
  • 最近、「商品」そのものでは特にこれと言って気に入ったものはありませんが、ある「商品」の新聞広告が気に入りました。それは、ソニーミュージックさんの出したボブ・ディランの全アルバムCDの15段広告です。巷で大きな話題となったディラン氏の今年のノーベル文学賞受賞を契機に、音楽業界や出版業界などでは、それに便乗?して、さまざまな商機を伺っているようですが、この広告の着眼点(売り方)が面白い!対象は、ボブ・ディラン入門者で、20歳の時のデビュー作から、近々の74歳の最新作まで(+ベスト盤)リリースされた公式アルバム全48枚を紙面に並べて、「友よ、答えはこの中にある。君と同い年のディランから聞いてみてよ!」と唱ったものです。
商品のどういう点に惹かれますか?
  • おそらく、この広告のイラストを描かれている、日本でも有数のディランフリークであるみうらじゅんさんのアイデアだと思いますが、代表曲の「風に吹かれて」の歌詞の一節を引用して、幅広い世代の新たなリスナーを開拓しようとする非常にうまい手法だと感心しました。ディラン氏の50数年にも渡ってアルバムを出し続けるという偉業があってこその話ですが、その半世紀という時代を経て、例えば、今20歳の若者が、50数年前の若者の作った歌を聴いてどう感じるか?仕事に疲れた50代のサラリーマンが、同じ歳のメッセージを聴いて何を想うか?そんな時空を超えた文化的な匂いのする広告のように想えました。
    私も若い頃に少しだけかじった事はありますが、この広告を見て、ひとりの偉大なアーチストの生き様を、私の歩んできた時代と重ねながら、全部のアルバムを制覇したくなりました。
あなたが、商品開発で最も重視することは何ですか?
  • 私はデザイナーという立場で商品開発に関わってきましたが、その際に一番、社内的にも社外的にも効果的だった手法は、ものごとを「可視化する」という事です。言葉やデータだけで説明しにくいものも、絵や画像、チャートなどで可視化させる事で、わかりやすく伝える事が出来ます。それは、商品開発だけではなく、後のPRや宣伝活動にとってもヒントになる手法です。
    デザインという仕事には、商品企画やマーケティング、宣伝広告などの間に入って、それらをうまく結びつける「ハブ機能」があると思っています。
あなたは、どんな時にインスピレーションが湧きますか?
  • 演芸の世界に「なぞかけ」という芸があります。「何々と掛けて、何々と説く、その心は?」というフレーズのあれです。「整いました!」と瞬時に名回答出来る芸人さんは大したものだと思いますし、その思考回路はデザイナーのそれにも似ているのではないかと常々思っています。
    デザイナーの特技のひとつは、過去の記憶や、いろいろな事象を、おそらく一般の人よりは、鮮明な「ビジュアル」として、頭の中の引き出しに入れておける事だと思います。「なぞかけ」の様に、ある「お題」が出された時に、頭の中の膨大なビジュアルの中から、面白そうなものを、足したり掛けたりして、アイデアを紡ぎ出しています。それは「こんな感じ」と絵に描いてイメージさせる事が出来ます。脳科学者ではないので、確かな事は言えませんが、ある研究によると、人間の脳には、過去の経験や信念に裏打ちされた意識構造(スキーマ)が情報を探し、目的が実現するまでそれを繰り返す「知覚循環」という機能があるらしいです。そのメカニズムの裏で「知覚循環」が働いているのかどうかは、全く意識したことはありませんが、多分閃いた時は、頭の中の引き出しが瞬時にパカパカ開いているのでしょうね。いいアイデアが瞬時に閃いた時は、「突然(天から)降りてきた。」という感覚です。
こっそり教えたいマーケティングノウハウは何ですか?
  • 仮説を持って現場に足繁く通う事。
マーケターに必要な資質は何ですか?
  • 求められている事だけではなく、その周辺まで興味を持って探求していく事ではないでしょうか?
あなたが仕事で強くこだわっていることは何ですか?
  • どんな仕事でも、アウトプットでお客様を笑顔にさせること。デザインにストーリー性を持たせること。
マーケティングと商品はどちらが先だと思いますか?
  • 「マーケティングか商品か」を言い換えると「マーケットインかプロダクトアウトか」ということになると思いますが、解はそのふたつが重なり合ったところにあるような気がします。お客様の話に耳を傾けながら、同時に自ら創造性の高いものを生み出す。「商品」と言っても、それなりにデザインされて単なる機能を有した「モノ」だけでは魅力になりません。日本のような成熟したマーケットでは、その「商品」が実現させるライフスタイルというストーリー(物語性)が必要になってきます。
    「商品」そのものと、人々の「生活」や「幸福」を探求する上での「マーケティング」とが、お互いのエッジを効かせて対話しながら商品開発することが大切だと思います。商品開発は「モノコトづくり」そのものです。
 
上脇 辰三
kamiwaki
プロダクトマーケティングコンサルタント
  • 外資系企業(American Express International, Nielsen, Ogilvy & Mathers、REPUCOM等)で30余年マーケティング、マネージメントに従事
  • 日本マーケティング学会会員
  • 日本マーケティングリサーチ協会国際委員会委員長
第2回「グローバル・マーケティングの考え方」世界の基準で、自分たちを見直す!
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m02.pdf
第12回「ワールド・マーケティング・サミット2014」これからの日本の成長のために!
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m12.pdf
第26回「グローバル市場で日本 の巻き返しなるか!?」
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m26.pdf
 
小川 典子
ogawa
  • フラワービジネスのプロデューサー
  • 花業界一大キャンペーン「フラワーバレンタイン」リーダー
  • (一社)花の国日本協議会 プロモーション推進室長
  • ワコールにてマーケティング全般に従事、キリンビールにてアグリバイオビジネスおよび小岩井乳業のマーケティングに携わる

第6回 市場を創造するアプローチ
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m06.pdf
第22回「フラワーマーケットのトレンドに見る現代人のライフスタイル」
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m22.pdf

 
竹見 太郎
takemi
  • 消費生活アドバイザー(内閣総理大臣及び経済産業大臣事業認定資格)
  • INAX生活者研究室にて「半身浴」を提案、『半身浴ABC』発刊

第11回 市場調査を「読み解く」
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m11.pdf

第39回 生活者の真意を見極める「抗菌」の話
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m39.pdf

 
春田 義子
haruta
  • 日本におけるインターネットの黎明期から現在に至るまで、デザインの分野からWeb制作に関わる
  • ネットショップ開業おたすけサイト/地域ポータル新橋モール等、各ポータルサイトも運営

第17回「Webデザインの流行と選び方」 ~最重要なのはユーザー層~
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m17.pdf

 
武道 誠芳
budou
  • テンプロクシーにて、Web関連サービス、マーケティングサービス、ロボットビジネス等を展開

第1回 組織を変革する
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m01.pdf
第3回 ユーザ目線で開発する
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m03.pdf
第8回 ロボットを開発する
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m08.pdf
第20回 ONE for all, ALL for one
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m20.pdf
第24回「インダストリー4.0における商品開発アプローチとは?」
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m24.pdf
第25回「ロボットアイデア・ フラッシュ20連発!」
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m25.pdf
第40回「事業開発としてのM&A戦略事例」
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m40.pdf
第41回「AI適用製品とマーケティングの進化」
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m41.pdf
第42回「マーケティング施策の生産性向上」
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m41.pdf
第43回「顧客戦略の温故知新」
http://www.shinseihinjoho.jp/topics/pdf/m41.pdf

●着眼点と思考回路
最近、気に入った(魅力的な、人に薦めたい)商品は何ですか?
  • 紐で縛り上げる本革製のブーツを衝動買いしました。ジッパーで開閉したり、ゴムが伸縮する脱着が容易なタイプとは真逆の履きづらいブーツです。
    色は黒、ソールはグッドイヤー製法とオーソドックスですが、白のステッチとやや無骨なデザインに遊び心があり、ビジネスにもカジュアルにも履きこなせそうです。
商品のどういう点に惹かれますか?
  • 顧客の嗜好を満たすだけでなく、啓発し、意外性を持ち、そして、生活をリフレッシュさせる商品に惹かれます。
    ブーツの例では、履くことの不便さを補う?(便利さと引き換えで得られる)履き心地とスタイリッシュな見た目に惹かれました。また、履く動作を通じてブーツを丁寧に扱う所作を強いられ、靴と向き合う姿勢に変化をもたらしました。
あなたが、商品開発で最も重視することは何ですか?
  • 商品固有の性格、顧客層を明示し、商品と顧客の両方を改善、革新に導く"筋の良い"コンセプトの開発を重視します。
    ちなみに、"筋の良さ"は、魅力的か?、理想的か?、潜在性を秘めているか?、等がものさしになります。
あなたは、どんな時にインスピレーションが湧きますか?
  • 朝、お風呂でからだを洗っている時(湯船につかっている時でも、シャンプーをしている時でもありません)でしょうか!?
こっそり教えたいマーケティングノウハウは何ですか?
  • 新しい事(試み)は、同時に3つ行わない。※うまく行かない時の原因分析が難しく、改善も容易でない。
    もうダメかも!?と思った頃に、ようやく進展が見られる。(ダメだと思うところまで行きつかないと、次の展開は見えてこない!?)
マーケターに必要な資質は何ですか?
  • 現状に飽き足らない人、もっと良くできると感じる人、現状を客観的に観察、分析、評価できる(しようと心がける)人
    感覚と本能に耳を傾ける人、のめりこみ易く、それでいてちょっと疑り深い人、頭と体を使うことが好きな人。
あなたが仕事で強くこだわっていることは何ですか?
  • 初めての取り組みは期間も時間もたっぷりかけ、既に例のある取り組みは効率性を心がけます。
マーケティングと商品はどちらが先だと思いますか?
  • 必需品の時代(分野)にあっては商品が先行し、嗜好品の時代にあってはマーケティングが先行すると思います。
    必需品は、「機能」、「品質」、「価格」が基本的な商品価値となりますが、嗜好品は、人それぞれが持つ「感性」、「便益」、「効用」要求を満たすことが商品価値になります。
 
※各マーケターの執筆コラムは、日刊工業新聞社発行の月間「新製品情報誌」、並びに「同サイト」http://www.shinseihinjoho.jp/に、「マーケティングの出番ですか?」というタイトルで毎月定期掲載されています。
 
ページTOPへ
Copyright©robobakkon All rights reserved