製品・事業開発にあって、パイオニア(先行者)に追随するフォロー戦略は、投資リスクやR&D費用が軽減できるメリットがあります。反面この戦略は、先行者が取り組んだ市場分析やコンセプト開発ステップを踏んでいないため、ブランディングや製品改良等において時間とともに劣勢になっていくことに弱みがあります。
加えて、フォロー戦略では、独自ノウハウの蓄積に乏しく、市場環境の変化を察知すること、変化に対応すること、そして変化に先んじることは、常に先行者の後塵を拝することになります。
新市場が立ち上がり、成長軌道にのるまで、製品は様々な改良を続け顧客とともに成長と進化を辿ります。この成長・進化を持続性あるものにするのが製品の性格(DNA)となるコンセプトです。
robobakkonの「コンセプト4Dディレクション」は、次なる段階の製品コンセプトの核となる4つの視座を提示します。